高校時代、落ちこぼれの僕が常にクラス1位を取れるようになった訳とその後《中高生に向けて》
こんにちは!(。・・。)
Anu(あぬ)です。
今回は、中学生や高校生に向けての「勉強に関するアドバイス」を贈ろうかなと思っています。
あくまで、勉強のやる気がない(モチベがない)という子向け。
そして「受験本番が近づいて、入試対策に専念しないといけない三年生」よりも、
「現在基礎を積み上げている最中で、進学を希望している低学年」の子に伝えたい。
今この記事を読んでいるのあなたが、前者に当てはまるならば、
ブラウザバックしてもっと有意義なサイトを見つけるか、
参考書や問題集に取り組むべきだろう。
この記事を読んで、多少なりともモチベーションの向上に
つなげることはできるかもしれないですけど笑
今回は勉強方法というよりも、僕の高校の頃の体験談をふまえて、
これから君たちが勉強に少しでもひたむきになれるようなお話をしたいと思います。
『もともと定期テストでクラス30番代の落ちこぼれ層だった僕が、奮起して半年でクラス一位を掴み取るようになった話』
まず、僕の通っていた学校について紹介。
学科によってだいぶ変わってくるけど、だいたい偏差値は50程度。
自称進学校とも言えないレベルの私立高校。
その中で、主に国公立大学を目指す子が集まる「特別進学科(以下特進科と表記)」
があり、更にその中でもレベル的に上のクラス(40人程)と
下のクラスに(60)分けられていて、僕は下のクラスに属していました。
特進科と同じくらいのレベルとして扱われていた「中高一貫科」もあったんですけど詳しいことは省きます。
僕は中学時代ろくに勉強していなかったので、
定期試験は37人いるクラスのうち30番代でした。
これが高一の一学期。
学科順位は、下から10番目ほど。
反省文もふざけてる...
この30番代という状況は夏まで続きました。
ある日、担任先生との個人面談のとき......
先生は神妙な面持ちで、僕のテストの結果と将来のことについて尋ねてきました。
そして、記憶はあやふやですが、勉強の意義や努力することの大切さを語っていました。
最後に先生は言いました。
「一回、少しでもいいから頑張ってみろ。」
僕はその何気ない言葉に何故か心うたれて、ほんの少しだけど、
勉強に対して意欲がわきました。
今思えば、先生の生徒に対する想いと、彼の早稲田出身というブランドが
僕を鼓舞したのかなと思います笑
それから、ほとんど勉強に手を付けていなかった僕が、
テスト対策に着手し始めました。
その結果がこれ。
初の20位代!!
(字が壊滅的に汚いのには触れないで)
クラス平均点を超えたのはたかだか一科目だけだけど、
順位が伸びたこと、特に「十の位」が変わったことが嬉しい!笑
そして、この小さな喜びが、次の大きな原動力になったのです。
「もう一回がんばってみよう」
それから科目数が増え苦闘しましたが、それなりに頑張った末....
12位!!!
もとは30番代で、他のやつらから小バカにされていたやつが12位!!
かなりテンション上がってたと思います笑
「皆勉強するな!!俺がごぼう抜きするわ!!www」
と、ちょっといやらしい考えもあったかもしれません。
そしてまた、この順位が上がったという喜びが
次のテストに向けてのモチベーションになるわけです。
これくらいになってくると勉強が楽しくなってきました。
これほど自分の成長を感じたことは、今までの人生でなかったし、
達成感と優越感を求めて勉強に励むようになりました。
1年時、2学期全体の成績結果はこうです。
9位!!!
クラス順位一桁の快挙!!
2学期中の授業評価も含めた成績なので、
期末試験だけで考えるともっと高順位だったでしょう。
「ここまで来たなら狙うは1位だ」と、
自分の野望は高まるばかりでした。
ここらへんから僕の「勉強大好期(だいすき)」に突入しました。
今考えると、当時の僕は本当に気持ち悪いくらい勉強してました。
順位を上げることが楽しい、自分の成長が目に見えることが楽しい。
学校から帰って即勉強。親から心配されるほどの自学三昧。
そして2年になった頃には、
常にクラス1位、
学科順位一桁をキープできるまでの学力に至りました。
定期試験だけではありません。
県模試や全国模試でも、一年の最初に比べると偏差値はおよそ15ほど上昇しました。
かくして、僕は「落ちこぼれから成績優秀者に成り上がった」のです。
そしてそれから、3年生に進み、最終的には
見事第一志望大学現役合格!!
バンザイバンザイヽ(^o^)丿HAHAHA!!
となったかといと、そうではありません。
むしろ逆です。
一浪した挙げ句、第一志望校にも、第二志望校にも受かりませんでした。
学年トップレベルの学力まで躍り出て、なぜこのような結果になってしまったのか。
僕は甘かったんです。とことん馬鹿野郎でした。
2年生になって常に成績は1位でした。
1位...。つまりこれ以上順位が上がらないのです。
僕の勉強に対する原動力の源は何であったか.....
それは「順位が上がること、成長が目に見えること」でした。
天狗になってしまった、かつ原動力を失った僕は、勉強を怠り始めました。
最終的には、偏差値も順位もぐだぐだ下がっていき、
ほぼ以前の学力に戻ってしまいました。
一度火が消えたろうそくに再び火をつけることは難しくて、
学習に対し再燃することはなく、授業はサボり、自学もしなくなりました。
まさしく「勉強のリバウンド」ですね。
後悔してますよ。
さて、ここまで書いて、将来のために勉学に勤しむあなたたちに伝えたいことは2つ。
『まずは、行動しよう!!』
勉強って行動に移すまでがきついのは分かる!!
僕も至って普通の学生だったんだから。
でも一度頑張ってみないと結果はつかないのは明確。
...とはいってもねぇ!
僕自身、勉強するキッカケになったのは先生の言葉だし、
皆にもキッカケがない限り、変わることって容易じゃないもんね。
僕としては、学校の先生が君たち生徒の心を揺れ動かすような機会を、
言葉を与えてくれることを望むばかりです。
2つ目は、
『最後までやりきろう!!』
例え周りより学力が高くても、僕みたいにクラス1位で満足して
墓穴を掘るような愚かなことをしてほしくない。
同じ教室で1位とか、そんな箱庭みたいなちっさい世界なんかじゃなくて、
県とか全国規模で上位に食い込むくらいの意気込みを持つべきだと思う。
これらが僕の高校時代の学習を通して、伝えたかったことです。
僕のこの経験談が、誰かのキッカケになったら幸いです。
がんばれ!!勉学生!!
そして閲覧ありがとうございました!
ちなみに、僕の「勉強大好期」の際に行っていた英単語暗記法についてまとめた記事がありますので、語彙力に自身がない方はぜひそちらもどうぞ